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株式会社アグリノーム研究所とドローンからのシードボール播種技術の検証に関する共同研究を開始

リバネス・フォレスト・プロジェクトを運営する株式会社リバネス(代表取締役:丸幸弘)は、株式会社アグリノーム研究所(代表取締役:宮内陽介氏)と、ドローンからのシードボール播種技術に関する共同研究を開始しました。

株式会社アグリノーム研究所は「完全循環型農業の実現で持続的な食生産に貢献する」をビジョンに掲げ、持続可能な農業生産のあり方を追求する会社です。

リバネス・フォレスト・プロジェクトでは、「森林と人の自律社会システムを実現する」にむけて多方面から研究開発のアプローチを行っています。開発領域の1つである播種技術開発においては、その地域に適した樹木の選定、育苗ポットの機能を兼ね備えたシードボールや射出機能付ドローンなど関連技術の開発を進めています。そこで本共同研究では、ドローンからのシードボール投下と、シードボールからの樹木の発芽と初期生育の検証を株式会社アグリノーム研究所と共に行います。

①シードボール資材の違いによる樹木の発芽と初期生育の検証

これまでに資材の違いがシードボール内の種子発芽に与える影響は明らかになっていません。主根が発生する樹木においては、播種後の主根の伸びが阻害されると生育不良が起きることがわかっていることから、発芽とその後の生育を阻害しない被覆資材が求められます。そこで本実験では、資材の違いによる樹木の発芽の阻害およびその後の初期生育について検証を行います。

開発中のシードボール

 

②ドローンからシードボール播種技術の検証

ドローンによるシードボール播種とその後の樹木の発芽生育の関係性は明らかになっていません。そこで本実験では、ドローンからのシードボールの播種と、播種後の樹木の生育について検証を行います。将来的には、国内でのドローン播種を用いた樹木生産を見据えます。

 

リバネス・フォレスト・プロジェクトでは引き続き、森林を再生、管理し、利用するための各技術の研究開発を進め、森林と人とを「自律」的に循環させる新しい社会システムの構築を目指します。

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