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【ベンチャー企業向け研究開発テーマ募集】森林と人の自律社会システムを実現する「リバネス・フォレスト・プロジェクト」第二期始動!

森林に係る課題は、複雑で複合的な課題であり、1つの技術や企業によって解決することは難しい世界的な「ディープイシュー」です。このような課題の解決を目指すにあたり、リバネス・フォレスト・プロジェクトでは、科学技術の集合体「ディープテック」が不可欠であると考えています。

この度、第二期をスタートするにあたり、本プロジェクトのビジョンに共感し、深刻化する森林課題の解決に資する技術や製品・サービス、アイデア等を有するベンチャー企業を、次の6つの研究開発領域で広く募集します。

応募いただいたなかから書類選考により12社を選定し、2024年3月(日程調整中)に実施するフォレストピッチイベントで、第二期パートナー企業も交えた複合チームを組成します。その後、研究開発テーマをチームで議論して、研究開発テーマをブラッシュアップして研究開発を開始します。

森林と人の自律社会システムを実現するためには、中長期的に超異分野の集合体で向き合っていく必要があります。森林関連の分野、業種に関わらず、異分野、異業種からの応募も大歓迎です。ぜひご応募ください。

<募集要項>

募集対象:リバネス・フォレスト・プロジェクトのビジョンに共感し、複合チームで研究開発に取り組むことに意欲のあるベンチャー企業

募集期間:2024年1月26日(金)18:00締切
応募フォーム:こちらからご応募ください
*アカウントの作成(無料)が必要になります

応募内容:
◯研究開発内容
・研究開発テーマ
・研究開発内容詳細(技術・事業課題と解決の手段)
・本研究開発において解決すべき課題と実現したいビジョン
・関連する開発領域
(6つの領域:土壌開発、播種技術開発、森林管理技術開発、有価物開発、価値評価系開発、教育普及・文化醸成開発から選択。詳細は下記)
・自社が利用可能なフィールド(ない場合は「なし」と記入)
・主な使用予定機材・アセット
・上記の研究開発を加速・発展させうる外部の技術・事業
・イメージ画像(アップロード)
◯申請者について
・自社の活動が「森林と人との共生」にどう繋がりうるか
・外部との連携状況
・研究・事業の開発経歴
◯関連する特許情報

6つの研究開発領域:

領域 概要
土壌開発 土壌成分の改質改善のほか、孔隙率など発芽後の定植、生育に重要な通気、排水、保水、保肥といった土壌物理性に優れた団粒構造を実現する耕耘技術など、土壌改質技術の開発を行う。
播種技術開発 その地域に適した樹木の選定、育苗ポットの機能を兼ね備えたシードボールや苗木等の開発および射出機能付ドローンや自律型苗移植機など関連技術開発を行う。なお予定した地点に定植が確認できるところまでを担う。
森林管理技術開発 衛星データやドローン監視による生育状況の把握技術、下草刈りやツル切り、枝打ち、目的外樹木の除伐などを行うクローラー型作業機の開発など、森林の目的や計画によって異なる管理技術の開発を行う。
有価物開発 伐採からの製材加工の他、樹木から得られる果実や木材を利用した製品、さらにセルロースやリグニンなど構成成分に着目した新素材開発など、森林がもたらす価値の最大化を図るための開発を行う。
価値評価系開発 樹木から得られる果実や木材、セルロースやリグニンなどの素材といった有価物だけでなく、CO2吸収量や生物多様性の保全など、多岐に渡る森林価値の総合的な評価系を開発する。
教育普及・文化醸成開発 森林の維持、活用の必要性について理解を深める活動を、近隣の学校等教育機関や産業界と連携しながら開発、実践する。森林が身近な存在であり木を植え育むことは当たり前という考え方を根付かせる。

<これまでの活動>

これまでの活動については、ニュースページをご覧ください

<お問い合わせ>
リバネス・フォレスト・プロジェクト
主催・運営:株式会社リバネス
担当:神藤、西山、岡崎
電話:03-5227-4198
メール:[email protected]

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