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フィリピンの『eTanom Earth Day School Fair 2024』において、フィリピンベンチャーGalansiyang Inc.が、シードボール開発に関するワークショップを実施しました。

リバネス・フォレスト・プロジェクトは、6つの開発アプローチの1つとして、6つの開発アプローチの1つとして、「教育普及・文化醸成開発」を積極的に推進しています。この度、フィリピンの子どもたちを対象とした『 eTanom Earth Day Fair』において、現地ベンチャーのGalansiyang Inc.の代表らと協力し、現地の若い世代に教育プログラムを提供しました。

本プログラムでは、冒頭にリバネス・フォレスト・プロジェクト リーダーである株式会社リバネスの神藤(工学博士)が、フィリピンの135名の幼稚園児から高校生までの生徒と教師に対して、オンラインで貴重講演を行いました。

基調講演の様子はこちら:https://forest.lne.st/630/

その後、現地にてリバネス・フォレスト・プロジェクトに参加するフィリピンベンチャー Galansiyang Inc.の代表 Jay Gajudo らが参加者に対し、シードボール開発に関するワークショップを提供しました。

Galansiyangが開発するシードボールは、植物の種とバイオ成分を含む栄養豊富な植林播種技用の泥団子で、フィリピンのような東南アジアの環境で、ドローンなどの機器を使って、簡単に木々を播種できるように設計されています。この機構に関わる科学的な要素を紐解くことで、植樹のプロセスを体系化し、あらゆる年齢の学生にとって身近なものに感じさせることができます。

ワークショップは、現在の気候状況、森林再生の重要性、生態系のバランスを維持するための樹木の役割についてのイントロダクションから実施しました。生徒たちは、食糧安全保障、生息地の創出、土壌の安定化など、樹木がもたらすさまざまな恩恵について学びました。

デモンストレーションでは、生徒たちはシードボールを作る段階的なプロセスを実際に体験しました。籾殻、堆肥、骨粉等を粉砕した混合物を充填キットに詰め、シードボールとして成型しました。この一連のワークショップは、植物の成長に必要な成分について教えるだけでなく、自ら自然と関わる責任感を問いかけ、森林破壊と闘うために、生徒が実際に実行可能な解決策を提供しました。

リバネス・フォレスト・プロジェクトでは、このような国際的な「教育普及・文化醸成開発」のアプローチを積極的に推進しています。

本件に関するお問合せはこちら:

株式会社リバネス 担当 神藤・Yev

[email protected] / 03-5227-4198

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