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プロジェクトに参画するフィリピンの植林ドローンベンチャーGalansiyang Inc.がフィリピン科学技術省(DOST)の支援の下、播種技術に関するワークショップを行いました。

リバネス・フォレスト・プロジェクトでは、12社の日本企業の発起人と、フィリピンの植林ベンチャーGalansiyang Inc.と共にプロジェクトを立ち上げ、”森林と人の自律社会システムを実現する”をビジョンに、土壌開発、播種技術開発、森林管理技術開発、有価物開発、価値評価系開発、教育普及・文化醸成開発という6つの研究開発のアプローチに取り組んでいます。

2023年5月22日、フィリピンにおいて、当プロジェクトに参画するGalansiyang Inc.が、フィリピン科学技術省(DOST)の支援を受け、ブキドノン州パンガントゥカンで、当プロジェクトに関するオリエンテーションと播種技術のワークショップを実施しました。

ワークショップは3日間のプログラムで構成され、フィリピンの環境天然資源省-保護地域管理委員会、パンガントゥカン自治体ほか、タランディグ・コミュニティ、パンガントゥカン・ブキドノン・コミュニティ・カレッジから245名の参加者が集まりました。

科学技術によるコミュニティ強化のためのプロジェクトの一環であるこのワークショップは、参加者が森林を大切にし、革新的な植林方法に参加するために必要な知識と技術を身につけることを目的としています。

リバネス・フォレスト・プロジェクトがGalaniyang Inc.と共に開発推進する植林の播種技術は、種を土や有機肥料の混合物で丸めた”シードボール”をドローンで投下することによって、従来手作業で行われている植林のプロセス全体をスピードアップする技術として期待されています。

今回のワークショップでは、参加者全員と、シードボールの仕組みの理解から、実際のシードボール作りの体験を行った他、実際にドローンから投下するデモンストレーションを行い、科学技術を活用した植林技術の普及に関して、教育的なプログラムを提供しました。

(補足情報はこちら: Mt. Kalatungan Reforestation – Galansiyang)

リバネス・フォレスト・プロジェクトでは、このような国際的な「教育普及・文化醸成開発」のアプローチを積極的に推進しています。

 

本件に関するお問合せはこちら:

株式会社リバネス 担当 神藤・Yev

[email protected] / 03-5227-4198

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