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この度、『第2回リバネス・フォレスト・ピッチ』を2025年3月21日(金)にオンラインにて開催いたします。これにあたり、本プロジェクトのビジョンに共感し、深刻化する森林課題の解決に資する技術や製品・サービス、アイデア等を有するベンチャー企業、研究者を広く募集いたします。
第一回の開催、採択結果は下記をご覧ください
<開催概要>
- イベント名:第2回リバネス・フォレスト・ピッチ
- 開催日時:2025年3月21日(金)14:00-17:15
- 開催場所:オンライン
- 当日のタイムライン(予定):
- 13:55- 入室開始
- 14:00- 開会挨拶・趣旨説明
- 14:25- チームピッチ (プレゼン7分、10社)
- 15:35- 休憩
- 15:40- この後の議論方法について
- 15:45- テーブル議論(ブレイクアウトルーム等の機能で実施)
- 17:15- クロージング
- 参加者:エントリーチーム、本プロジェクトのパートナー企業 など
- その他:申請者の中から今後の共同開発チームを2件採択予定(1件あたり開発費50万円)
<募集要項>
- 募集対象:
リバネス・フォレスト・プロジェクトのビジョンに共感し、複合チームで研究開発に取り組むことに意欲のあるベンチャー企業、研究者 - 募集期間:2025年2月28日(金)18:00締切
応募フォーム:2/5日(火)開設予定
(開設までは、こちらのドキュメントをダウンロードして下書きにご活用ください。開設後はフォーム内で下書きが可能です。)
*エントリーにはアカウントの作成(無料)が必要になります - 応募フォーム記載内容:
- 研究開発内容
- 研究開発テーマ
- 研究開発内容詳細(技術・事業課題と解決の手段)
- 本研究開発において解決すべき課題と実現したいビジョン
- 関連する開発領域(下表の6領域)
- 自社が利用可能なフィールド
- 主な使用予定機材・アセット
- 上記の研究開発を加速・発展させうる外部の技術・事業
- イメージ画像
- 申請者について
- 自社の活動が「森林と人との共生」にどう繋がりうるか
- 外部との連携状況
- 研究・事業の開発経歴
- 関連する特許情報
- 研究開発内容
6つの研究開発領域:
領域 | 概要 |
土壌開発 | 土壌成分の改質改善のほか、孔隙率など発芽後の定植、生育に重要な通気、排水、保水、保肥といった土壌物理性に優れた団粒構造を実現する耕耘技術など、土壌改質技術の開発を行う。 |
播種技術開発 | その地域に適した樹木の選定、育苗ポットの機能を兼ね備えたシードボールや苗木等の開発および射出機能付ドローンや自律型苗移植機など関連技術開発を行う。なお予定した地点に定植が確認できるところまでを担う。 |
森林管理技術開発 | 衛星データやドローン監視による生育状況の把握技術、下草刈りやツル切り、枝打ち、目的外樹木の除伐などを行うクローラー型作業機の開発など、森林の目的や計画によって異なる管理技術の開発を行う。 |
有価物開発 | 伐採からの製材加工の他、樹木から得られる果実や木材を利用した製品、さらにセルロースやリグニンなど構成成分に着目した新素材開発など、森林がもたらす価値の最大化を図るための開発を行う。 |
価値評価系開発 | 樹木から得られる果実や木材、セルロースやリグニンなどの素材といった有価物だけでなく、CO2吸収量や生物多様性の保全など、多岐に渡る森林価値の総合的な評価系を開発する。 |
教育普及・文化醸成開発 | 森林の維持、活用の必要性について理解を深める活動を、近隣の学校等教育機関や産業界と連携しながら開発、実践する。森林が身近な存在であり木を植え育むことは当たり前という考え方を根付かせる。 |
リバネス・フォレスト・プロジェクトでは”森林と人の自律社会システムを実現する”ために、土壌開発、播種技術開発、森林管理技術開発、有価物開発、価値評価系開発、教育普及・文化醸成開発という6つの研究開発のアプローチに取り組んでいます。
当プロジェクトにおいて、事業化に向けたアセットやフィールド、技術を持つパートナー企業と、尖った技術、専門性、ビジョンを掲げるベンチャー企業・研究者とが一同に介して議論する『リバネス・フォレスト・ピッチ』を開催しています。本イベントを通じて連携体を組成し、実証プロジェクトを立ち上げることを目的としています。
森林と人の自律社会システムを実現するためには、中長期的に超異分野の集合体で向き合っていく必要があります。森林関連の分野、業種に関わらず、異分野、異業種からの応募も大歓迎です。ぜひご応募ください。
<お問い合わせ>
リバネス・フォレスト・プロジェクト
主催・運営:株式会社リバネス
担当:戸上、神藤
電話:03-5227-4198
メール:[email protected]